最適な室温

プレジデントの記事によると

WHOは冬場の住宅室温18度以上を強く勧告
16度以下で呼吸系疾患に影響
12度以下で高血圧や心血管リスク高まる

仕事効率は20度と25度で大きな違い
25度を超えると1度上がると2%パフォーマンスが低下
22度が最も作業効率が上がる温度

N-アセチルシステイン (NAC)と副作用

N-アセチルシステインは、硫黄を含むアミノ酸。
抗ウィルス効果が期待され、注目されています。

N-アセチルシステイン (NAC)は抗酸化物質で間葉系幹細胞(MSC)におけるグルタチオンを増加させることで、細胞内の活性酸素の働きを阻止すると東北大学の研究成果に出ています。

慶應義塾大学の研究グループは、腰痛の原因の1つである椎間板変性を抑制する効果があることを動物実験で明らかにしています。

呼吸器内科医ではネブライザー製剤の去痰薬としても使われています。

卵の白身に多く含まれ、免疫強化、肝臓での解毒、ウィルス対策、美白、抗炎症、脳の健康、生殖能力や精神疾患の改善にも効果が期待されています。

N-アセチルシステインの副作用

稀な副作用として、吸入により薬剤性肺障害が報告されています。

システインによる腎結石を防ぐためには、水分の十分な摂取も推奨されます。

マウス実験でN-アセチルシステインが癌細胞の転移と成長を促している疑いが生じたという報告もあります。

東京大学の実験では、システインにはマウス実験で糖尿病を招くおそれがあるともされています。

N-アセチルシステインの実体験

500mgを内服。20-30分後に胃に違和感を感じる。胃には負担がかかる印象。そのほかの即効的復作用は感じない。

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アダムスキー式「最高の腸活」メソッド

ベストセラーに「腸がすべて: 世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド」というのがあります。

食べ物を消化の速いもの、遅いもの、中立なものに分け、速いものと遅いものは一緒に食べないというものです。
速いものは、果物類のほかにトマト、かぼちゃ、パプリカ、唐辛子、カレー粉など
中立は油、酢、にんにく、玉ねぎ、ナス、ワイン、牛乳、砂糖、チョコレートなど
遅いものは、そのほかほとんど全部
というえわけで、ピッツァマルゲリータはNGとのことですが、そこからカレーを考えてみると、カレーはカボチャ、玉ねぎ、ナスの野菜カレーで、ナンもごはんもつけない、ということになっちゃいますね。これではカレー自体がNGです。
実際にこのメソッドに従うと、たしかに腸にいい実感はありますので、一読の価値はありますが。食事の時間の空け方なども参考になります。

NMN ニコチンアミドモノヌクレオチド(Nicotinamide mononucleotid)の副作用

ビタミンB3(ナイアシン)から合成される、NAD+の前駆体。
長寿にかかわるサーチュインを活性化する抗老化物質と期待され、慶應義塾大学医学部とワシントン大学医学部の研究では500mgまでの単回投与は健康なヒトに対して安全に使用可能と考えられている。
David Sinclair「LIFE SPAN」のベストセラー化で広く知られるようになった。
マウス実験では糖尿病に効果

NMNの実体験と副作用

毎日135mgを一か月使用
やや元気になった印象がある程度
因果関係は不明だが血管腫の色合いがよくなり、出血も。がん細胞内ではNAD濃度が高いということで注意が必要と思われる。
中国製のサプリでは閃輝暗点が起こった。ATPの生成に関連するPQQでも同様のことが起こった。
この分野の第一人者であるワシントン大学教授の今井眞一郎氏は「ある種のがんを抑える働きはあるようですが、白血病の細胞に与えるとむしろその活動を活性化して、増殖を促してしまう」と述べている

ビタミンEの副作用

ビタミンEは抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミン。
耐容上限は30-69歳でα-トコフェロール700mg。70歳以上650mg。
一般に言われているほどの有益なエビデンスはない。
加齢黄斑変性症の進行を遅くする可能性はある

ビタミンEの副作用
過剰摂取で骨粗しょう症、前立腺癌のリスクを高める可能性が取りざたされている。
血小板凝集能阻害、脳卒中リスク増大の可能性も。

NADH 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド

ナイアシン由来の補酵素。ほとんどが消化器官で分解されてしまう。
疲労感、時差ぼけの改善、エネルギー代謝の活発化が期待されているらしい。

NADH 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの副作用と実感
10mgを2か月服用、特に何も感じず
因果関係は不明だが、アトピー性皮膚炎が悪化、皮膚のかゆみが出た

ベンフォチアミン/Benfotiamineの副作用

ベンフォチアミンはビタミンB1の誘導体で、脂溶性でもあり吸収が良い。
副作用の心配は少ない。あったとしても胃部不快感、吐き気、下痢など。
サプリメントで高容量を長期に摂取すると、この限りではない。

脚気はビタミンB1欠乏症だが、現代では多くない。
神経痛、筋肉痛、心筋代謝障害、便秘などの運動機能障害に処方される。
糖化反応の抑制作用が期待されている。

興和新薬キューピーコーワiプラスの主成分

プロテインの副作用

プロテインは筋肉をつけるために飲んでいる人も多いと思いますが、たんぱく質の過剰摂取は腎臓に過剰ろ過が生じて、腎臓に悪いとされています。これは、1982年に発表された、腎臓病医ブレンナー教授の論文で確立されたことです。腎臓が悪く、低たんぱく質の食事にしている人も多いことでしょう。

1994年には、ダンディー大学の実験で、たんぱく質の摂取と筋肉の関係も否定されています。

カルノシン

カルノシンはイミダゾールペプチドの一種。鶏肉に多く含まれ、筋肉の瞬発力に大きくかかわる

カルノシンに期待される効果

疲労軽減(たんぱく質との摂取でより期待できる)
抗糖化(抗老化)
抗がん
抗酸化
2型糖尿病の予防
認知低下、アルツハイマー病を予防
白内障、加齢性黄斑変性症の予防

カルノシンの副作用

亜鉛、銅の吸収を阻害する
ラット実験で老いたラットの心臓タウリンレベルが低下